2020年最後の闘牌は!?Mリーグ2020?45~48試合

Mリーグ

「聖」なる夜に萩原 聖人へ、この上ないのプレゼント!!今シーズン初トップ!!

TEAM RAIDEN / 雷電 萩原 聖人は、今シーズン本当に苦しんでいた。

14試合を闘って、トップ無し。

個人成績もダントツの最下位。

それでも、最近2試合は、惜しい試合を繰り広げていた。

13試合目となる12/17 第2試合は、南4局4本場を迎えたところで、
トップ目の渋谷ABEMAS松本吉弘と、18,000点差の2着と苦しい状況の中、
 一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国七筒:麻雀王国七筒:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国二索:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国西:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国 の聴牌をつくりあげ、
リーチ、ツモ、三暗刻、自風(西)+暗刻の西が裏ドラになれば、倍満ツモで
逆転トップの可能性を作り上げ、見事ツモりあげる!!
しかし。無情にも裏ドラが乗らず、42,400と、
トップになっていてもおかしくない高得点での2着。

14試合目となる12/22 第1試合は南3局で満貫を和了り、
逆転でトップ目に立ちオーラスの親番を迎えるものの、
3着目の渋谷ABEMAS日向藍子に跳満をツモられ、2着。

麻雀の内容も調子も上向きになってきたところで迎えた、クリスマスイブの12/24 第2試合。

東場で効果的な和了りを繰り出し、親番を迎えた南2局1本場。

萩原は、2着目の赤坂ドリブンズ園田賢と、12,300差の43,900でトップ目。
ここで園田に満貫でも和了られたら、トップが怪しくなる。
そして萩原の過去14試合は、こういった場面で、
ことごとく親かぶりを喰らっている。

この親番でもうひと和了りを決めて、
トップを確実なものにしたくなるのは、
当然の心情。

ライバルである園田は筒子の混一色模様。
萩原自身の手はなかなか伸びず、園田に鳴かれないように
孤立した筒子や字牌を抱え込みながらの闘牌に
ならざるを得ない。

ここで大きく沈んでいるKONAMI麻雀格闘倶楽部 佐々木寿人からリーチ!!。

ここで萩原は園田対策で残していた字牌で放銃回避の策にでる。
しかし回っているうちに、萩原の手牌が闘える形になってきた!
 四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒赤:麻雀王国六筒:麻雀王国九筒:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国八索:麻雀王国八索:麻雀王国の手牌に持ってきたのは八索:麻雀王国

自身で一筒:麻雀王国を切っているので、筒子はフリテン含みだが、
七筒:麻雀王国がドラで、フリテンを解消する方法は幾らでもある。
しかし、九筒:麻雀王国はリーチの寿人にも、筒子の混一色模様の2着目園田にも危険牌。

しかし、

「ここで、まわっても和了られてしまっては、せっかくのトップ目が怪しくなる。
そして、いままで、和了られてきている。ならば…」

萩原が手をかけたのは九筒:麻雀王国

「…ロン。」

この牌は無情にも寿人の和了り牌。

裏ドラも乗り、1本場の満貫で8,300の放銃。
これで、点数状況は萩原35,600となり、31,600点の園田とは4,000点差。

おそらく、萩原の脳裏には悪夢がよぎったに違いない。

局は南3局に移り、親番は、2着目の園田。

園田に和了られるわけにもいかない。
自分が他家に振り込んで、沈むわけにもいかない。
トップを獲るには、ここでしっかりと和了って、
園田との差をしっかりと広げて、園田の心を折っておきたい。

萩原にとってこの試合最大の勝負所だ。

もちろん、親番を迎えた2着目の園田にとっても、勝負所。
中:麻雀王国をポンして、七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国八筒:麻雀王国の形になっているところから、萩原の切った九筒:麻雀王国をチー。
筒子の混一色が狙えるところから、園田が切ったのは八筒:麻雀王国!!。
筒子以外の数牌は八萬:麻雀王国一索:麻雀王国が1枚ずつ。
ドラで場風の南:麻雀王国を対子で持っているので、
無理に混一色を狙わなくても良いとは言え、
面子候補としては、弱い牌を残してまで、
混一色に使える八筒:麻雀王国を切ることで混一色のにおいを弱くする、
園田らしい一打。

数順後。

萩原は二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬赤:麻雀王国一筒:麻雀王国一筒:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国四筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国の手牌に七筒:麻雀王国を持ってきて、少考。
中:麻雀王国と筒子を鳴いている園田は、筒子を抱えていそうだが八筒:麻雀王国を切っている。
もしかしたら筒子の混一色ではないのかも。
そして八筒:麻雀王国を切っているという事は、二筒:麻雀王国が通るのであれば、
中筋の五筒:麻雀王国も使いにくいのではないか…。

ここで萩原、二筒:麻雀王国を切って、間五筒:麻雀王国待ちのリーチ!!

一方園田は2順後、九萬:麻雀王国三筒:麻雀王国五筒赤:麻雀王国南:麻雀王国南:麻雀王国北:麻雀王国北:麻雀王国の手牌に急所の四筒:麻雀王国を引き入れて聴牌!!
中、混一色ドラ2赤ドラ1の跳満、南:麻雀王国で上がれば場風、ドラ1追加で倍満の手!!
いかにも苦しい間五筒:麻雀王国待ちの萩原と比べて、
他家が困ったら切りそうな北:麻雀王国が待ち牌になっている園田に分がある!!。

すると数順後、萩原は、

「ツモ!!」

待ち牌である五筒:麻雀王国を持ってきて、ツモ。

過去14試合の萩原は、こういった勝負局で、ことごとく負けていた。

リーチの段階で、「筋引っ掛けになるから」と
六筒:麻雀王国切っての間三筒:麻雀王国待ちにしていたら、
ここで項垂(うなだ)れることになっていた

もし、この勝負で北:麻雀王国で園田に振り込んでいたら自身は3着目、
南:麻雀王国で園田に振り込んでいたら、トップ目から一気にラス目まで落ちてしまっていた。

これまでの萩原は、そうなることが多かった。

しかし、今日は違った!!

萩原は、この瞬間を長い間待っていた。

やっと、萩原の努力と工夫が形となってくれたのだ。

萩原が「トップ無し」の呪縛から開放された。

TEAM RAIDEN / 雷電の反撃はここからだ!!。

次週からはいよいよ後半戦。来週も目が離せない!!

来週(1/2-1/5)の試合は

1/2(土)

  • KADOKAWAサクラナイツ
  • KONAMI麻雀格闘倶楽部
  • 渋谷ABEMAS
  • セガサミーフェニックス

1/3(日)

  • 赤坂ドリブンズ
  • EX風林火山
  • TEAM RAIDEN / 雷電
  • U-NEXT Pirates

1/4(月)

  • 赤坂ドリブンズ
  • KADOKAWAサクラナイツ
  • KONAMI麻雀格闘倶楽部
  • 渋谷ABEMAS

1/5(火)

  • EX風林火山
  • セガサミーフェニックス
  • TEAM RAIDEN / 雷電
  • U-NEXT Pirates

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来週も乞うご期待!!

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